ビニプラ工作ワークショップ「空とぶフネをつくろう」

こんばんは。イシザワです。
日に日に暖かくなってきましたね。山形では桜より梅が待ち遠しいです。3月は別れの季節でもあり、新しい出会いを心待ちにする季節ですね。


そんな心躍る季節に、鶴岡アートフォーラムにてビニプラ工作ワークショップ 「空とぶフネをつくろう」という活動を行ってきました。

このWSは自分にとって、これまでにない新しいチャレンジをしました。
それは「具体的な完成形がわかるようなプログラムをつくること」です。

これまでの私のWSでは、参加者同士でおしゃべりしたり、素材を見て思いついたことを実験してみたり、完成形を定めないことで参加者が自由に発想できるような工夫をしてきました。

P1014012_convert_20140329181605.jpg


ご縁があって「鶴岡アートフォーラム」というとても立派な美術館で活動を行わせてもらいました。2
013年夏も活動させていただき、そのさいに「具体的に何をつくるのかが見えづらい」ことが集客の部分での課題となりました。それは、自分の活動での一貫した課題であったため、それを解決できる内容を考えたいと思ったのです。


今回、とても素敵なチラシを作成していただき、募集人数に対してすぐに定員に達したそうです。しかも、参加者がほとんど男の子でした!(自分のWSでは普段女の子が多いのでびっくり)


そして、いよいよ本番です。
参加者の方は低学年の子がほとんど。1~3年生は保護者同伴での参加なのですが、お父さんが多く参加してくださっていて感動。さらに、ご家庭からプラスティック素材を持ってきてくださり、普段の生活の中でこの活動のことを考えていてくれたと思うと感動しました。



まず、身近なプラスティックやビニールの特徴について考えます。「透明」・「軽い」・「中身が見える」など、特徴を説明します。その特徴を活かして、「フネ」をつくっていきます。


P1014018_convert_20140329194531.jpg

本体を装飾。
ペンでも、セロファンでも。いろんな色を重ねていきます。
デコボコしたプラスティックの形に合わせて、セロテープを使っていきます。
これは、いろんな荷物を運ぶ『タンカー』の一部。

そして、大人の人の力を借りながら「帆」と「マスト」の部分を作ります。
カッターで穴をあけていく作業中は、小学生も真剣に手元を見つめます。

P1014027_convert_20140329194653.jpg

これで、グッとフネの形に近づいていきますね。

P1014014_convert_20140329194403.jpg


ここまできたら、あとは最後の装飾です。
ご家庭からも持ってきてくれた素材が見事にコラボしていたり、フネが何を運んでいるのかを考えて中に乗せる物を考えたり工夫を凝らします。


手を動かしながら、親子で協力して「フネ」をつくりあげていきます。

P1014036_convert_20140329194946.jpg
このフネには、車輪がついてますね。水陸両用!


最後に、紐をつけて~完成っ!!
1つ1つ違う「フネ」が、ゆらゆらと宙をまっています。

P1014037_convert_20140329195103.jpg


今回、活動をさせていただいて、たくさんのことを考えさせられました。

具体性の高い「フネ」にすることを考えて、今の自分で考えられる最高にシンプルな活動内容にしたつもりでも、まだまだ作業量が多かったように思いました。そのため、『たくさんの素材からイメージをふくらませる』、『手を動かす中で発想をふくらませる』などこれまで大切にしてきた部分を活かす時間が少くなってしまったのかもしれません。
両者のバランスをいかにとっていくのかがこれからの課題になりそうです。

また、親子で1つの物をつくることの大切さも感じました。
これまでは、子どもたちの作品に保護者の方が介入しすぎることを恐れていた部分がありました。しかし、一緒につくる中で、会話をしながら、お互いができることを持ち寄って1つの形をつくりあげていたのだと思います。小学生も安心して活動していたと思います。

今回の活動は、鶴岡アートフォーラムの教育普及員のハヤシさんが全面サポートしてくださいました。チラシの制作、来館してくれた人に活動の説明を行ったりと、彼女の行う細やかな仕事が、美術と人をつないでくれているんだということを深く感じました。


とても貴重な機会を与えていただいたと思います。
準備の段階を含めて、本当に充実した活動でした。


FC2 Management

2014.03.29 | | コメント(0) | トラックバック(0) | アート

鶴岡アートフォーラムでのワークショップ!

3月23日(日)に鶴岡アートフォーラムで、ワークショップを行わせていただくことになりました。

チラシ


ビニールやプラスチックなど身近にある透明な素材を使って「空飛ぶ船」を作ります。春が近づく季節に、太陽の光にすかして、ユラユラゆれる船を作りましょう。


【活動概要】
タイトル:春休みだよ!ビニプラ工作ワークショップ 空飛ぶ船をつくろう!

日時:2014年3月23日(日) 10:00~12:00(2時間)
場所:鶴岡アートフォーラム
対象:鶴岡市の小学生12名(3年生以下は保護者同伴)
参加費:500円
申し込み:2月4日(火)~3月16日(日)
主催:鶴岡アートフォーラム(TEL 0235-29-0260)http://www.t-artforum.net//鶴岡市教育委員会



美術館のスタッフの方から「具体的なモチーフがあるほうが参加者の人たちが参加しやすい」というアドバイスをいただき、『船』というモチーフ設定をしてみました。

具体的な形を作り出す楽しさと、素材から触発されイメージを膨らませる行為のせめぎあいを楽しめるような活動にしていきたいです。

鶴岡にお住まいの方は、ぜひご参加ください。

P1013617_convert_20140131011554.jpg

2014.01.31 | | コメント(0) | トラックバック(0) | アート

お菓子で不思議な世界をつくろう

こんばんは。イシザワです。
久しぶりの長岡あそび塾の活動です。

今回は、毎年恒例の活動でお菓子を使った活動です。ただ、今年はちょっと違います。


事前の話し合いの中で「異学年のこどもたち同士の交流が少なくなっている」ということから、
グループごとに1つのものをつくることで、コミュニケーションを生み出そうということを共有してきました。


活動には58名の小学生が来てくれました。
ボランティアスタッフとして、羽陽短期大学の学生と芸工大の学生、さらに今年は天童3中の生徒が8名もきてくれました。中学生がかかわってくれるというのは初めてなので、私もドキドキです!

P1013626_convert_20140126215541.jpg


小学生も中学生も大学生も初対面のメンバーで、グループを組みます。
挨拶が終わると、早速活動が始まります。

最初は、グループごとに体を使ったアイスブレイク。代表のイガラシさんが、誕生日の早い順にならぶ「バースデーリングを作ろう」という活動を教えてくれました。

P1013644_convert_20140126215655.jpg

体を動かすことで一気にグループの緊張が解けた感じがしました。その後、活動のポイント「連想ゲーム」を行いました。班長がクジをひいて『山・海・宇宙・冬・動物』のどれかのテーマを選びます。選んだテーマから連想して、グループごとにたくさん言葉を連想します。そして、考えた言葉をヒントにして、グループごとにお菓子で1つの作品を作り出します。

小学生から言葉が出てくるか不安でしたが、グループごとに盛り上がっていろんな言葉や絵が紙に広がっていきました。

P1013657_convert_20140126215757.jpg


2階のホールに移動して、いよいよお菓子で不思議な世界を作り出します。
もう子どもたちは作りたくてウズウズしてました。

班を回ると、「連想ゲーム」から作りたいものを共有しているグループがたくさんありました。しかも、発想がとてもユニークです。

P1013660_convert_20140126220003.jpg

・10班→テーマ「山」→メンバーの子のおじいさんが「山本さん」という→その言葉がみんなの中に残っていた→『山本さんのログハウスを作ろう』に決定。

P1013717_convert_20140126220859.jpg

こうして生まれたたくさんの山本さん。


また、作りたい物に合わせて、お菓子の使い方を工夫している子を多くみました。これは昨年度「家をつくろう」のときには見られなかった様子でした。

P1013689_convert_20140126220205.jpg


P1013745_convert_20140126221014.jpg

5班さんは、せんべいを包丁でくだいて粉々にして、砂浜と海を表現しています。


P1013668_convert_20140126220106.jpg

見ていると、ひとりひとりが作って集めて1つの作品にするパターンと
最初からつくりたいものを1つに絞ってみんなでつくりあげるという2つの「協同」のパターンがあるように思いました。どちらが良かったのかは検証が必要です。


最後に、班長にどんなものを作ったのかを発表してもらい、鑑賞の時間を少しだけとることができました。
同じものは1つとしてありませんでした。


小学生が帰った後、スタッフで反省会をしました。
ひとりひとりが今日の感想や改善が必要な点について話してくれました。

P1013765_convert_20140126221125.jpg


・アイスブレイクや連想ゲームがあったことで、グループごとに仲良くなることができた
・小学生のエネルギーを感じることができた
・みんなで1つのものを作るために工夫したりして、協力するような姿があった

などでしょうか。

また、今回は中学生がいてくれた役割がとても大きかったと思います。
小学生と同じ目線にたったり、夢中で作ったり、お菓子をとってあげたりと自然なかかわり方でした。



遊び塾のスタッフの方たちのたくさんの準備と、ボランティアスタッフさんたちの協力のおかげでこの場が成り立っています。たくさんの人がかかわることですごい活動ができるな~と毎回思います。


今回来てくれた小学生、スタッフの方たちに「また来たい」って思ってもらえるといいな~と思いました。










2014.01.26 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 長岡

2013年振り返り → 2014年目標

明けましておめでとうございます!

img001.jpg


2014年最初の1日すっかり寝過ごしました。

お仕事もちょうどお休みです。
昨年度、目標をたてていたので、それを振り返って、また今年の目標を設定したいと思います。
(お時間ある方は、お付き合いください。)


【2013年の目標】
①ワークショップのコンテンツを増やす
天童アートロードプロジェクト、長岡公民館での「長岡あそび塾」の活動、西根ナーレなど、さまざまな場所で活動をさせていただきました。貴重な機会を与えていただき、本当にありがたく思います。
活動の機会を与えていただいたおかげでコンテンツを増やすことができました。
「ビニプラ宇宙船」、「森の住人をつくろう」、「謎のブドウヨーヨー」(未発表)
「おしゃべりなマチ」、「積み木ブロック」、「おみがきフロッタージュでしおりを作ろう」

タイトルだけあげると、意味不明ですが、自分の中ではこのくらい増えました。
後者の3つは、地域の方や後輩と一緒に考え、実行した活動です。地域の方と活動を考えることで、自然と地域の資源を活用することができたり、自分にはない視点をワークショップに盛り込むことができました。2014年もコラボワークショップもどんどん作っていきたいと思います。



②小屋→アトリエ計画
これは・・・なかなかできませんでした!
障子を張りなおしたり、戸の穴をふさぐところまではできましたが、アトリエではなく未だ物置です。
まとまった時間をとれなかったというのもありますが、何よりも最終目標である「居場所づくり」の拠点を、どこにするのかということが曖昧なため、エネルギーを注ぎこめなかったのだと思っています。(ただ、資材は増えました~。)
今は、主に天童市で活動させていただいています。ここで生まれた人と人とのつながりを大切に考えるなら、天童市に拠点をつくるのも面白いな~など、イロイロ妄想しております。


2013年は、天童アートロードプロジェクトなど様々な活動で、たくさんの人と出会い、一緒に活動する機会をいただきました。そこで出会った方がみんな素敵な人たちでした。その方たちと共に「展示やワークショップをつくりたい」と思った時に、全体を俯瞰して活動を進める力、細かい気配りなど、活動を円滑に進めるために行われていた「場をつなぐ力」の大切さに改めて気づきました。
素敵な大人の方たちが近くにいてくれたのでその姿や生き方を見ながら、頑張ろうと思いチャレンジすることができました。


自分がいただいたものが素敵なので、次の人に伝えていきたい。
自分ができることは限られていますが、そうゆう出会いの場をつくれたらな~と思います。


2014年は自分にとっては節目の年です。新しくこんな目標を考えています。


①「天童アートロードプロジェクト」3年目を成功させる!(成功の意味から考えないといけないのですが)
②アートワークショップの活動を文章としてまとめる
③イシザワ家の整理、整理した物を使っての活動を行う



2014年も、いろんな方と出会い、いろんなことを学んでいければと思っています。


どうぞ、よろしくお願いいたします。



イシザワエリ




2014.01.01 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 未分類

「わちゃわちゃ展―マチをたがやす人たち―」

ご無沙汰しておりました。イシザワです。
2013年の10・11月は、天童アートロードプロジェクトに捧げていました!!



「わちゃわちゃ展―マチをたがやす人たち―」



12月1日で「わちゃわちゃ展―マチをたがやす人たち―」が終了しました!!
展覧会に来てくださった方、応援してくださった方、本当にありがとうございます。

今回、地域の方に出展していただいたおかげで、とても充実した内容になったと思います。会場で新しい出会いもありました。人と人との縁とつながりに支えられている展示会だなぁと改めて思いました。


また、展示をしてみて、地域の方の日常の延長上にある素敵な活動を分かりやすく伝えたいという想いと、作家を目指す人たちの作品を解説なしにして絵画として見てもらいたいという想いと、矛盾した想いが同居するなど、今後の課題も多く見つかりました。

課題はきちんとうけとめて、来年度の活動にいかしていければと思います。



そうです、来年度も活動しますよ~!


活動の経緯など、ブログ、FBをご覧ください。


●天童アートロード ぶろぐ
http://art1771.blog.fc2.com/

●天童アートロード Face Book
https://www.facebook.com/tendou.art.road

2013.12.03 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 天童アートロードプロジェクト

«  | ホーム |  »

プロフィール

イシザワエリ

Author:イシザワエリ
山形県中山町出身。

東北芸術工科大学 洋画コース卒業。
その後、同大学の大学院 こども芸術教育研究領域に進学し、アートワークショップを活用した、地域の居場所づくりの活動を研究テーマとする。

日替わりでワークショップを行う『毎日こうみんかん』の活動を通して、公民館ロビーを多世代が集う地域の居場所にすることができた。



現在は、同大学で嘱託職員として勤務している。
引き続き、地域での活動を行うこととともに、自分自身で運営する地域の居場所をつくろうと模索中。

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード